日本学校図書の家庭保育園では、幼児教育の大切な条件として子どもを本好きにさせてあげることが非常に重要であると考えています。実際、皆さんの中にも自分が親に読んでもらった絵本をわが子にも読んであげている、という方もおられるでしょう。大人になっても心に残るような本当に良い絵本を子どもに残してあげること、これは幼児教育、人間教育の大切な条件ではないでしょうか。特に、幼児期にお母さんに読んでもらった絵本は実はその子どもに生涯にわたる影響を与えます。子どもは絵本を通して、悲しむ気持ちや嬉しい気持ち、謝ることや、感謝すること、他の人の気持ちを思いやることといった、人として生きるうえで非常に大切な事柄を学ぶからです。こうした気持ちを持っている子どもは、周りの人間から愛され、好かれる存在になっていきます。これは子どもが正しい自尊心を持つ上で重要です。正しい自尊心は新しいことに取り組む力や失敗を恐れない力へとつながっていくのです。

絵本が育ててくれること