日本学校図書の家庭保育園では教材の中に絵画を含めています。まだほんの幼い幼児に絵画を見せて何か分かることがあるのだろうか?と思われる方もおられるでしょう。よく、子どもの頃から、幼いうちから”本物”に触れさせたほうがよい、といった言葉を聞くことがあると思います。いわゆる”本物”の絵画を子どもに見せることにはどのような益があるのでしょうか。子どもは本来、大人よりも豊かな感性を持っています。知識に基づいて絵画を見るのではなく、その絵をみてまさに”好き”か”あまり好きでない”か、という感性で絵画をみるわけです。その「自分が好きになるかどうか」「自分がどう感じるか」という感覚を幼いうちから知ることが重要なのです。そして、その時に親がそばにいてあげることがとても大切です。子どもが自分が感じた気持ちを素直に表せる相手が身近にいることで、子どもは将来自分の気持ちや考えをきちんと相手に伝えることができるようになります。こうした素直な感性や気持ちを表すことを学ぶ上で”本物”の絵は益になるのです。

教材としての絵の価値